「Vラインは下着や水着からはみ出る毛を処理できるからメリットがあるけれども、本当にIOラインを脱毛する必要あるの?」という意見は多いもの。しかし、ハリウッドセレブの間ではVIOラインのアンダーヘア脱毛はすでに常識です。今回は女性の生理のお悩みを改善する可能性がある、股の間を処理するIライン脱毛&おしりの奥のOライン脱毛のメリットについて、ご紹介していきます。
IOライン脱毛のメリットについて説明する前に、デリケートゾーンのニオイの原因について解説していきましょう。あまり知られていないことですが、デリケートゾーンである陰部にはエクリン腺、アポクリン腺と呼ばれるワキの下と同じ汗腺があります。アポクリン腺は粘り毛のある汗を出すため、生理用ナプキンやパンティーライナーによるムレによって不快なニオイの原因になってしまうことがあります。
また、ショーツやストッキングによって通気が悪くなることが多いため、見た目にはあまり汚れていなくても細菌が発生しやすくなってしまいます。特に生理中は、IラインやOラインのアンダーヘアに血液や排泄物が絡まりやすいので、普段より衛生的ではない環境に置かれがち。そのため、Iライン脱毛やOライン脱毛のお手入れによって、少しでも衛生的な環境を確保しようという女性が増えているのです。
IOラインの脱毛を始めるきっかけとして、「彼氏に見られたら恥ずかしい」というものがあります。また、自己処理によって黒ずんでしまったデリケートゾーンに悩んで、Iライン・Oライン脱毛を開始する女性も多いようです。実際、デリケートゾーンは角質が薄い部位なので、摩擦によって黒ずみができやすい傾向があります。摩擦とはカミソリやワックスによる刺激だけではなく、ショーツやナプキンによるものも含まれます。
ちなみに、デリケートゾーンの黒ずみの原因は、顔や他の部位と同じように“メラニン色素”です。そのため、年齢を重ねたり、ホルモンバランスが変動したりすることによって、黒ずみが増す可能性があります。デリケートゾーンの黒ずみ対策の1つとして、陰部を清潔にすることがあげられます。そのため、IOラインの脱毛によって不要なものがむだ毛に絡まないようにすることは有効な手段だといえるでしょう。
肌が敏感な部位なので、「痛そう」「怖そう」というイメージをお持ちの方が多いデリケートゾーンの脱。しかし、通常、エステサロンや医療機関の脱毛は温度を調節し、肌を保護するジェルなどを使いながら行います。そのため、他の部位と同じく、痛みや熱さは気にしなくて大丈夫でしょう。むしろ、デリケートゾーンは自己処理がとても難しい部位です。なぜなら、顔から遠く、複雑に入り組んでいるので見えにくいからです。
カミソリやワックスの薬剤によって、炎症を引き起こしてしまう可能性もあるでしょう。そのため、できる限り自己処理は避けた方が無難です。「鏡を使って、剃るから大丈夫!」という人も、うっかりと切ってしまうことが多いからです。デザイン性の高いVライン脱毛も増えているので、サロンでのデリケートゾーンの脱毛にチャレンジしてもいいでしょう。
夏に始める女性が多いデリケートゾーンの脱毛ですが、エステサロンや医療機関の脱毛は毛周期に沿って行います。そのため、秋・冬から初めて、夏には脱毛を完了しておくと水着姿に自信が持てるかもしれません!デリケートゾーンにさまざまなコンプレックスや悩みを抱えている女性ほど、自分に自身を持つためにデリケートゾーンの脱毛にチャレンジしてみては?